ISO17025定義
取得に1年半を予定されると良いかもしれません。
熊本の自動車会社の関連会社が、1年半で取得されました。
宮崎県延岡の建築系の研究所がやはり1年半で取得されました。
審査会社に書類が受理されるまでに準備がかかります。
審査も細かい審査になります。
書類審査でも指摘が多いみたいです。
事前に取得準備をされることが大事になります。検査室の設置、手順書の作成等です。当社に取得準備をご相談ください。
品質マニュアルの販売をしています。ぜひ参考にして下さるとうれしいです。取得までに時間がかかります。社内で勉強会を開き校正の実務等を練習してください。
書類が1回で受理されるように準備は周到にして下さい。
2016 前原志
ISO17025というのは試験所及び校正機関の能力などについての一般要求事項を満たした機関が認定されるという国際規格の事で、認証取得が出来るのは試験や検査や分析などを行う研究所というか試験を行う試験所などが取得をする事が出来る国際規格で他の規格のようにどこの企業でも取得する事が出来るという規格ではありません。
この規格を取得しようとするとまず最初に思うのは他の規格と要求事項が厳しくなっているのがわかると思うのですが、なぜなのかというとこの規格は現代の企業の生産する製品に関しての製品検査や分析、また特別な検査を必要とする製品などがとても多くなってきたという事や企業が国際的な活動をする上で製品の信頼性という事が騒がれるようになりました。
このため国際的にも通用する製品や検査体制をという要求にこたえるのもありこのような国際規格が作られたという事になってくるわけですね。
そしてこの規格を取得した企業は国際的にも認められたという事になりますので日本国内だけではなくて海外からの検査の依頼などが来る可能性もあるとして注目を集めている国際規格だと言えるのではないでしょうか。
このISO17025という国際規格の特徴である要求事項についてですが一般の要求事項の他にこの規格独特の要求事項が盛り込まれていて特に試験や校正の下請負契約や不適合の試験や校正業務の管理などが含まれる項目4とこれとは別に試験や校正業務独特の要求事項である項目5があって特別に厳しい要求事項となっています。
導入するにあたってこのISOの要求する一般要求事項を守る事はもちろんですが項目5の要求事項を厳守する事が前提になっている事からこの規格を取得しようとした時にはあらかじめ定義を立てて従業員や研究員などに理解と協力をお願いする事から始める事になると思われます。
この定義というものはISO17025の認証取得に向けた正しい知識や意味や意義などをトップをはじめとして従業員や研究員全員が共通認識として認識するために定める概念という意味になっていますのでまずはこの取得するための定義の理解と協力を一丸となって認識する必要があるというわけですね